バンドプロデューサー

コンピュータミュージック

意美音

2009年08月07日

MIDI編集を使いこなそう(7)

皆さんこんにちは、bp開発人bです。
毎日暑い日が続きますね。おかげで、開発人bは1日1リットルの発泡酒を欠かしません。おかげで胃腸に負担がかかっているようすが、そんなことは気にせず張り切っていきます。
本日は最終回、ホールドの編集をお送りします。例によって編集するサンプルには、ギター編で作成したMIDIオブジェクトを使います。
ギター編はこちら
ホールドには、Hold OnとHold Offの2つのメッセージがあります。MIDI音源がHold Onを受け取ると発音中の音に対してNote Offがあっても音を止めずに、Hold Offを受け取るまで音の伸ばします。また、Hold Onの後に発音が開始された音も、Hold Offを受け取るまで音を伸ばします。


一般的にホールドはOnとOffの2値をとるので、連続的に値をコントロールする必要がありません。従って先日紹介したベンドのように、描画してイベントを挿入することはできません。
※一部電子ピアノなどでは、ハーフペダル(ペダルを途中まで踏み込んだ状態)を実現するために、連続的な値として扱う場合もあります。

ホールドの編集を開始します。左側のリストボックスから編集したいイベントを選び、ツールバーから矢印と+マークの「ノート/イベントの貼り付け」を選択します。


編集エリアには、ONとOFFの線があるので、その線の近くで、編集エリアをクリックすると、Hold OnまたはHold Offのイベントを追加できます。


網掛けの部分の音が伸びます。
試聴はこちらです。

さて、次回は8月28日に掲載させていただきます。新しいネタや連載をお楽しみに。

ご意見お待ちしております
Posted by bp開発人b at 17:00 │MIDI