バンドプロデューサー

コンピュータミュージック

意美音

2016年05月26日

構成音を変更してコードを修正

皆さんこんにちは、bp開発人bです。
bp5には間違って検出されたコードを修正するために「コード確定ウィザード」という機能があります。これはコードの構成音、ベース音を指定してコードを修正するものですが、他にも構成音を指定してコードを修正する方法があります。今回は、その方法を紹介します。
コード検出を行うと、検出されたコードと、その構成音とベース音が鍵盤表示されます。強い音は明るく、弱い音は暗く表示されます。


間違って検出されたコードがあったら、そのコードの部分繰り返し再生して構成音やベース音をクリックして、正しい音を探します。
繰り返し再生は、タイムライン上を、マウスの左クリック、右クリックで、「S」、「E」をコードの両側に移動し、右側の「耳コピループ」の「開始」をクリックして演奏を開始します。




※コードが食っていたり、小節内で変わる曲の場合などは、「耳コピループ」の「フレーズ」ではなく、「ノート」を選択し、最適な「グリッド」を選択してください。

演奏を開始すると、この部分の元波形と、検出されたコードが演奏されるので、構成音やベースをクリックして、正しい音程を探します。


正しい音が分かったら、構成音カーソルに切り替えて、構成音の追加、削除を行います。


構成音が変わると、それに応じたコードに変わります。


注意
構成音は6つまでしか指定できません。すでに6つある場合は、不要な音を削除してから必要な音を追加してください。
ベース音は変更のみできます。

「コード確定ウィザード」との違い
この方法では、N.C.以外、何らかのコードが演奏されますが、「コード確定ウィザード」は、元波形の再生中にコードは演奏されません
この方法では、構成音、ベース音の範囲が1オクターブ内に限られますが、「コード確定ウィザード」は、より幅広い範囲から構成音、ベース音を指定できます。

お好みに合わせて使い分けてください。icon01

コード確定ウィザードについてはこちら
コード確定ウィザード
コード確定ウィザード・ベースを確定
コード確定ウィザード・コードトーンを確定

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