バンドプロデューサー

コンピュータミュージック

意美音

2013年10月31日

「INST」ボタンの働き・その2

皆さんこんにちは、bp開発人bです。
前回に続いて「INST」ボタンの働きについて説明します。
今回はトラックの「MIDI」または「WAVE」がONの場合(録音待機状態)についてです。


「MIDI」がONの場合
「音色・エフェクトの設定」ダイアログが表示されます。
音色」、「音源」、「MIDIチャンネル」、「エフェクト」の設定を行います。


「音源」の設定
「音源」については前回と同じです。

「音色」の設定
「KAWAI GM2 SW Synth」を選択した場合は指定した音色で演奏できます。それ以外の場合は、選択した音色に応じた、バンク、プログラムチェンジが出力され、音源固有の音で演奏されます。
この設定は録音したMIDIオブジェクトのプロパティとして保存され、後で変更することができます。
※外部MIDI音源、VSTiがGM2対応の場合、基本的に選択した音色で演奏されます。
※VSTiの場合は「プログラムチェンジ」にチェックが入っている場合のみ出力されます。

「MIDIチャンネル」の設定
「音源」が「外部MIDI」または「VSTi」を選択した場合に設定できます。「KAWAI GM2 SW Synth」を選択した場合は設定できません。

「エフェクト」の設定
「音源」が「KAWAI GM2 SW Synth」または「VSTi」の場合は「エフェクト」の全ての項目が設定できます。
「音源」が「外部MIDI」の場合は「リバーブ」、「コーラス」の設定ができます。エフェクト1、エフェクト2は設定できません。
この設定は録音したMIDIオブジェクトのプロパティとして保存され、後で変更することができます。

「WAVE」がONの場合
「エフェクトの設定」ダイアログが表示されます。


録音する音にかけるエフェクトを設定します。
この設定は録音したオーディオオブジェクトのプロパティとして保存され、後で変更することができます。

以上で、「INST」ボタンのお話は、おしまいです。icon01

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