バンドプロデューサー

コンピュータミュージック

意美音

2009年05月29日

MIDI編集を使いこなそう(2)

みなさんこんにちは、bp開発人bです。
BGM自動貼り付け機能で作ったコード進行に、バッキングを付ける企画の第2回です。
今回は、ドラムパターンを作成します。
前半部(1~8小節)のパターンはこんな感じで行こうと思います。


ドラムパターンは、bp付属のドラムパターンのSMFを編集して作ります。まずは、音楽―MIDIタブから適当なドラムパターンを貼り付けます。(プリセットを選択してください)
今回は、8_Beat_1.midを貼り付けました。


音色の選択
このパターンは音が少々大人しいので、音色を変更します。
貼り付けたパターンを右クリックするとメニューがでるので、プロパティを選択します。MIDIのプロパティダイアログボックスが表示されます。右側の音色名から「GM2 Power Set」を選択して「OK」をクリックします。
(クリックで拡大)

次にパターンの編集を行います。
改めて、貼り付けたMIDIオブジェクトを右クリックしてメニューを表示し、MIDIの編集を選択します。MIDIの編集ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックスが表示されたら、ウィンドウを少し大きくして、横軸を拡大しましょう。


グリッドの設定
8分刻みのパターンなので、グリッドは8分音符に設定します。


ノートの移動1
右端のStd1 HHOを1小節1拍目のCrash2へ移動します。移動は、動かしたいノートにマウスを合わせて、マウスの左ボタンを押したままドラッグします。
(クリックで拡大)

(注意)
 左右カーソルの時は、移動できません。
 移動できません。
 移動できます。

ノートの削除1
Std1 HHCを全部消します。
左側のStd1 HHCと書かれた鍵盤をクリックすると、全て選択できます。選択したら「Delete」キーで全て消します。
(クリックで拡大)

ノートの削除2
Power BD1とPower SD1を1つずつ残して、残りを消します。マウスの左ボタンをクリックしながらドラッグすると矩形がでるので、削除するノートを矩形で囲み、「Delete」キーで削除します。
(クリックで拡大)

ノートの移動2
Power SD1を1小節目の1拍目に移動します。
Power BD1を8分音符1つ分後ろにずらします。


ノートのコピー1
Power BD1をコピーして、元のPower BD1の8分音符後ろの位置へ移動します。ノートをクリックして、「Ctrl」キーを押しながら、「C」キーを押します。続いて、「Ctrl」キーを押しながら、「V」キーを押します。元のノートに重なって、新しいノートがペーストされます。それをマウスで、8分音符分後ろの位置へ移動します。


ノートのコピー2
今、4つのノートがありますが、これらを全て、1拍半分後ろへコピーします。まず、全てのノートを選択します。
(クリックで拡大)

Crash2をマウスで、1拍半分後ろへ移動します。
(クリックで拡大)

同様に4つのノートを、コピーして、4拍目の位置に貼り付けます。


矢印のBDは楽譜にはないノートなので削除しましょう。
これで、1小節分のデータができました。
あとは、空白の2~3小節目へコピーします。


最後に「編集終了」をクリックします。「MIDI編集の結果を保存しますか?」のダイアログボックスが表示されるので、「はい」をクリックします。


これでドラムパターンが1つ完成しました。
bp開発人b好みの、うるさいパターンです。

ドラムパターンの試聴

次回は、ベースのパターンを作ります。

ご意見お待ちしております
Posted by bp開発人b at 17:00 │MIDI